台湾映画10作品を大阪市中央公会堂で特別無料上映! 豪華ゲストによるアフタートークも!
2025.07.29
「台湾映画の輝く今と昔」が、国家映画・視聴文化センター主催により、8月11日(月)から20日(火)まで、百年の歴史を誇る大阪市中央公会堂で開催されます。
1960年代から2020年代まで、台湾を代表するドキュメンタリーや劇映画、計10作品を厳選。観客を台湾映画の過去から未来へと誘います。10日間で12回の上映が行われ、作品は近年日韓で注目を集める「台湾感性(台湾らしい風景)」をテーマに、魅力的な都市風景と文化的ストーリーを描き出します。
さらに、全作品の上映前には、1970年大阪万博の際、台湾電影公司が制作し、翁倩玉が主演した映画『万博追踪』(Tracing to Expo '70)の修復版映像を特別上映。当時の大阪万博の情景をスクリーンで蘇らせます。なお、本編の完全修復版は、9月に一般公開予定です。
上映作品一覧
【ドキュメンタリー】
『台北之晨(Taipei Morning)』(1964)白景瑞 監督 – 台湾映画界の巨匠による初期実験作
『上山(Going Up the Mountain)』(1966)陳耀圻 監督 – 新竹・五指山を背景に描く青春と友情
『王船祭典(The King Boat Ceremony)』(1979)張照堂 監督 – レンズを通じて映し出される台湾の信仰熱
『ポエトリーズ・フロム・ザ・ブックストアズ(原題:書店裡的影像詩:停駐與穿越)』(2025)侯季然 監督 – 台湾独立書店を追った最新作
【劇映画】
『ザ・ファンタジー・オブ・ディア・ウォーリア(原題:大俠梅花鹿)』(1961)– 台語映画史上唯一無二の“天然景・アニマルファンタジー”
『イン・アワー・タイム(原題:光陰的故事)』(1982)– 台湾ニューシネマの代表作
『ミレニアム・マンボ(原題:千禧曼波)』(2001)侯孝賢監督 – カンヌ受賞作
『僕と幽霊が家族になった件(原題:關於我和鬼變成家人的那件事)』(2022)程偉豪 監督 – 冥婚の伝統と多様な家族観を描く奇想コメディ
『恋人たちの食卓(原題:飲食男女)』(1994)李安 監督 – 楊貴媚 主演、台湾美食映画の名作
『ハヨン一家〜タイヤル族のスピリット(原題:哈勇家)』(2022)陳潔瑤 監督 – 原住民と多文化共生をテーマにゴールデン・ホース・アワード(金馬賞)を受賞
豪華ゲストによるアフタートーク
8月15日(金)19:00『ポエトリーズ・フロム・ザ・ブックストアズ(原題:書店裡的影像詩:停駐與穿越)』
登壇:監督 侯季然
8月16日(土)14:00『恋人たちの食卓(原題:飲食男女)』
登壇:女優 楊貴媚
8月17日(日)14:00『ハヨン一家〜タイヤル族のスピリット(原題:哈勇家)』
登壇:監督 陳潔瑤
台湾を代表する映画人たちが大阪公会堂に登場し、観客と交流を行う貴重な機会です!
観覧方法
全12回の上映は全て観覧無料(要予約)です。
予約方法
方法1)公式LINEから予約:http://lin.ee/GwlNGiT
方法2)Googleフォームから予約:https://pse.is/7yrvx2
最新情報は「We TAIWAN」公式サイト、X(旧Twitter)、Instagramをご確認ください。