シュー・グァンハン(許光漢)、リン・ボーホン(林柏宏)、ワン・ジン(王淨)という3人の名優が出演し、大ヒット作を手がけ続けるチェン・ウェイハオ(程偉豪)が監督を務めたこの映画は、年間興行収入3億6千万元(ニュー台湾ドル)を記録し、台湾の華語映画でその年のランキング一位を獲得。ゴールデン・ホース・アワードでは最優秀長編映画賞を含む8部門にノミネートされ、脚色賞を受賞。許光漢と林柏宏はともに最優秀主演男優賞にノミネートされました。アカデミー賞国際映画賞でも台湾代表作品に選出されています。関連作品に、スピンオフドラマ『正港分局 GG Precinct』、タイ版のリメイク映画『The Red Envelope』があります。
同性愛を嫌悪する警官のウー・ミンハン(呉明翰)は、地面に落ちていたご祝儀を拾ったところ、実は台湾には拾った人は幽霊と結婚しなければならない「冥婚」という風習が。しかも結婚相手は男性幽霊でした。男性幽霊のマウマウ(毛毛)との結婚を強要されたウーは、彼と別れられないばかりか、女性警察官のリン・ズウチン(林子晴)が長い間取り組んできたドラッグ摘発を台無しにしてしまい絶体絶命。この危機を脱するため、ウーはマウマウとタッグを組み、犯人を追いかけていくことに。ユーモアたっぷり、涙ぐましい二人の旅が始まります。