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『ポエトリーズ・フロム・ザ・ブックストアズ』
映画

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内容紹介

『ポエトリーズ・フロム・ザ・ブックストアズ』は、台湾の老舗書店をカメラで記録するとともに、新世代の書店の多様性とその生活提案に着目した作品です。街角から山や海辺まで、個人経営の小さな書店は本を売るだけでなく、文化的交流や社会との対話、精神的な安らぎの場としても機能しています。それぞれの書店が一つ一つのパラレルワールドで、時間がゆっくりと流れ、人々は立ち止まって自分自身を再認識することができます。

 

時の流れが速くなる一方、書店はゆっくりと、着実に存在することを選んでいます。この映画は、本と人、書店と人生の深いつながりを詩的に表現しています。書店主や読者の物語を通して、デジタル時代にも本が輝き続ける様子や、書店が忘却や孤独に争う優しい力となっていること、そして、めまぐるしく変化する世の中で、人々が読書や生活の姿勢で、心の自由や安定を見出す姿が見えてきます。これは古い魂へのラブレターであり、観客に自分の人生を再考することを勧める旅でもあります。