C7

絵本朗読と室内楽の共演
公演

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内容紹介

国境を越えて共鳴するメロディーを選び、弦楽三重奏と絵本の朗読を組み合わせることで、一人の少女とおばあちゃんの日常のふれあいや、豊かな想像の世界を繊細に描き出します。

 

物語は、誰もが親しみのある童謡から始まり、温かく優しい旋律が観客を迎え入れます。物語が進むにつれ、縫製機の「カタカタ」「コトコト」という音を模した弦楽器の響きが重なり、手仕事のぬくもりと子どもの純粋な心が交差する世界が広がっていきます。夜の静けさの中で縫い物をする場面、陽だまりのような柔らかい光、そして少女の好奇心あふれる軽やかなリズムなど、音楽は情景や絵本のイメージを豊かに彩る存在となります。

 

本作品は、単なる音楽鑑賞にとどまらず、親子の絆、記憶、そして成長をテーマとした音の物語です。この構成を通して、観客の皆さまに子ども時代や「家」への思いを呼び起こし、子どもたちには親しみのある旋律の中で、自分自身の物語や共鳴を見つけていただけることを願っています。(與中文有部分不同,再麻煩大會協助。)

クリエイティブチーム
ブラッチェアート external link

ブラッチェアートは、ヴィオラ奏者の張皓翔(チャン・ハオシャン)により2015年に設立されました。名称は、ドイツ語でヴィオラを意味する「Bratsche」の音訳に由来し、音楽の枠を超えた多文化的なビジョンを象徴しています。
本団体は「総合芸術」を理念に掲げ、音楽、教育、そして創造性を融合させながら、音楽教育および文化発展の推進に取り組んでいます。
これまでに「楽・読音楽祭」や「たんぽぽプロジェクト」などの事業を通じて地域に深く根ざし、国際的な文化交流にも力を入れてきました。
現在は、指揮者の楊書涵を擁する「バチェ・カメラータ・タイワン」及び、個性豊かな室内楽団「Ensemble Amore(室〞重瘋)」の二大演奏チームを擁し、高い芸術性と多様性を備えた活動を展開しています。

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