「台湾絵本、佮意啦(台湾語の発音:がーいーらー)!」では、台湾の原住民、民間伝承、暮らし、食文化、宗教、芸術と工芸、自然の魅力という7つのテーマを通じて、台湾の多様な文化を紹介します。「台湾本色」「光織自然」「島嶼声譜」というメイン展示エリアのコンセプトにも共鳴し、ビジュアル・音・物語を融合させた体験を提供します。
多様な文化が共生する台湾では、台湾原住民の知恵、閩南(びんなん)・客家(はっか)など移民の暮らしと信仰、日本統治時代の近代化と言語の変化などが織り交ざり、自由で強靭な社会が育まれてきました。その適応力と包容力が、台湾の歴史をより豊かで色彩あるものにしています。
この展示では、絵本というメディアを通じて、世界の人々に台湾の姿を伝えます。ページをめくるたび、この土地の生命力と強さを感じていただけることでしょう。