「台湾本色」は、ホログラフィック・プロジェクションとアートディスプレイ、照明を組み合わせた没入型ビジュアルシアターです。時代の移り変わりを表現した映像を追いかけながら、台湾の自然や光と陰の変化がどのようにアーティストたちの色彩感覚を育んできたのかを追体験することができます。
色彩の層を重ねて描かれた『寫生的人』は、劇のような視覚の流れを織りなし、古い民謡、方言の詩や歌がこだまする中で、環境音と色彩が共鳴しながら台湾アートの多様性と文化的レジリエンスを形作ります。
朝の光の柔らかな青、午後の温かな金、黄昏の黄土色──こうした山と海と都市が交わって生まれるこうした色彩が凝縮した歴史と環境の記憶となり、アーティストたちのインスピレーションの源泉となっています。
融合を得意とする台湾の人々は、山や海と人々をスケッチし、「ビリーブ・イン・ライフ」という作品に表現しました。一筋の筆跡、一塗りの色彩それぞれが、この台湾という土地への愛と信仰です。
没入型ビジュアルシアター『台湾本色』
上映時間:15分
「島嶼美術館」、「日出處」、「海波映光」、「島の呼吸」
「流動美術館」、「夏夜孤燈」、「戦争星火」
「沈黙美術館」、「多彩な人」、「多彩な命」
国立台湾美術館コレクション(デジタル版)
台湾の代表的な画家による作品を、国立台湾美術館の共催のもとで選定・許諾を受けたデジタル版アート作品として、リアルな映像スクリーンに展示し、「台湾本色」没入型ナラティブシアターに融合させています。
国立台湾美術館所蔵作家:
李仲生、林玉山、林惺嶽、黄土水、陳澄波、陳進、席徳進、許深州、郭雪湖、楊三郎、廖繼春、廖修平、薛保瑕