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台湾本色
展示

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内容紹介

「台湾本色」は、ホログラフィック・プロジェクションとアートディスプレイ、照明を組み合わせた没入型ビジュアルシアターです。時代の移り変わりを表現した映像を追いかけながら、台湾の自然や光と陰の変化がどのようにアーティストたちの色彩感覚を育んできたのかを追体験することができます。

 

色彩の層を重ねて描かれた『寫生的人』は、劇のような視覚の流れを織りなし、古い民謡、方言の詩や歌がこだまする中で、環境音と色彩が共鳴しながら台湾アートの多様性と文化的レジリエンスを形作ります。

 

朝の光の柔らかな青、午後の温かな金、黄昏の黄土色──こうした山と海と都市が交わって生まれるこうした色彩が凝縮した歴史と環境の記憶となり、アーティストたちのインスピレーションの源泉となっています。

 

融合を得意とする台湾の人々は、山や海と人々をスケッチし、「ビリーブ・イン・ライフ」という作品に表現しました。一筋の筆跡、一塗りの色彩それぞれが、この台湾という土地への愛と信仰です。

 

 

没入型ビジュアルシアター『台湾本色』

上映時間:15分

「島嶼美術館」、「日出處」、「海波映光」、「島の呼吸」
「流動美術館」、「夏夜孤燈」、「戦争星火」
「沈黙美術館」、「多彩な人」、「多彩な命」

 

 

国立台湾美術館コレクション(デジタル版)

台湾の代表的な画家による作品を、国立台湾美術館の共催のもとで選定・許諾を受けたデジタル版アート作品として、リアルな映像スクリーンに展示し、「台湾本色」没入型ナラティブシアターに融合させています。

国立台湾美術館所蔵作家:
李仲生、林玉山、林惺嶽、黄土水、陳澄波、陳進、席徳進、許深州、郭雪湖、楊三郎、廖繼春、廖修平、薛保瑕

クリエイティブチーム
国立台湾美術館 National Taiwan Museum of Fine Arts external link external link external link

1988年に開館した国立台湾美術館は、文化部が管轄する国立の美術館。ビジュアルアートを核に、台湾芸術の発展における代表的な作品の所蔵と研究に注力し、国内外の展覧会を積極的に企画して国際的な芸術交流を促進したり、芸術鑑賞に優しい環境のため、多様で利用しやすい芸術教育を提供。文化資産を保存することで芸術の発展を促し、人々の芸術素養を育み、国際文化的なつながりと対話を広げることを目標としている。

監督|LuxuryLogico external link external link

「LuxuryLogico」はクロスオーバーをコンセプトに、演劇、映画、ダンス、建築、ポップミュージック、経済行動などの分野を横断し、音楽、ビジュアル、インスタレーション、テキストといった表現方法で、常に変化し続ける作品を創り出している。作風はシンプルでクリーン、リラックスしたムードを表現し、自然環境を活かして社会における人間の思考を探る。テクノロジーと人文の両極端の調和を実現し、クリエイティビティを刺激することを目指している。

サウンドデザイン|KO Chih-Hao

台湾の音楽家。クラシック、ジャズ、エレクトロニックから京劇、崑曲、歌仔戯、布袋戯といったオペラまで、古今東西の音楽をカバー。コンサート、テレビ、映画、舞台劇、ミュージカルなど、作品の形式は多岐にわたる。台湾の伝統音楽のほか、多くの言語、東洋儀式とオペラの収集と再現に注力する。

映像コンテンツ|Moonshine Studio external link external link external link

2012年に設立された「Moonshine Studio」は、監督、デザイナー、アニメーター、R&Dエンジニアなどのクリエイターが、ポストプロダクション、ビジュアルエフェクト、アニメーション制作を専門に活動。近年では、VR、AR、ゲーム、イマーシブ体験、バーチャルキャラクターのリアルタイム同期、バーチャルリアリティスタジオ、3Dスキャン技術などを用いて、映像制作の可能性を積極的に拡大。テクノロジーとアートの組み合わせで、忘れ難い映像体験を創造する。

映像システム|Moondream Reality external link external link external link

2020年に世界初のMRイマーシブシアターを開設した「Moondream Reality」は、シーズンごとに展覧会を開催し、商業案件でも多くの実績を有する。イノベーティブな没入型コンテンツの開発に取り組むことで、テクノロジーにより芸術や文化創造の領域を押し広げている。

照明|WEDO Lighting external link external link

“照明デザインは正解のない仕事だ”“誰もがそれぞれの人生におけるアーティストである”という信念のもと、「WEDO Lighting」は成り行きに任せるスタイルで、人間のための物理的・心理的空間を構築し、ニーズと感情を調和させる。リソースの枯渇と環境のアンバランスといった課題に直面しながらも、アップサイクルを照明に活用することで社会的責任を果たし、持続可能なデザインを日常生活に取り入れ、リサイクルのある暮らしを実践している。

AUO FindARTs external link external link external link

FindARTsは、絵画やデジタル作品を最高画質で表示する、博物館クオリティのアートディスプレイ体験ソリューション。「A.R.T.先進反射防止技術」、「リアルな画像色彩統合技術」、「高強度画像暗号化技術」の3つの独自技術を駆使し、アートの展示を支えるサービスを提供。

関連プログラム
  • 日時
    8 / 2 (土) - 8 / 20 (水)
    10:00 - 18:00

    ※8月8日・9日・15日・16日は、夜間に非公開イベントがあるため、展示「台湾スペクトル」は17:00で終了いたします。予めご了承ください。
  • 会場
  • 費用
    入場無料