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ユニットC|ジャスト・フォー・ユー三部作
VR上映

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内容紹介

2011年、「リバーベッド・シアター(Riverbed Theatre)」は、一人の観客のための没入型シアター「ジャスト・フォー・ユー」シリーズを企画し、ホテル、美術館、ギャラリー、古い町の路地など様々な場所で演出し、パフォーマーと観客の境界を曖昧にし、見ると同時に見られるという親密な体験を強調してきました。2022年からは世界中の観客が超現実的な感覚の旅に出られるよう、ライブパフォーマンスをVRへと転換しました。

 

「ジャスト・フォー・ユー VR三部作」には、『オール・ザット・リメイン』、『虹の彼方に』、『シンプル・サイレンス』があり、いずれもヴェネチア国際映画祭に招待され、ルクセンブルク映画祭「最優秀没入体験大賞」、高雄映画祭「VR360ナラティブ賞」、モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭「最優秀パノラマビュー賞」など、数々の国際的な賞を受賞。この三部作は現実と虚構の境界線を曖昧にし、観客を夢と影、恐怖と欲望の超現実的な世界に没入させます。それは、見ることと見られること、未知なるものを受け入れることへの誘いです。

注意事項

【ご予約と注意事項】

1. 本プログラムは完全予約制(無料)となっております。ご鑑賞の前日までに、LINE公式アカウントよりご予約をお願いいたします。

2. 12歳未満のお子様は視力が発達段階にあるため、ご鑑賞は12歳以上の方を推奨しております。

3. 上映15分前までに、LINEの予約画面をご提示のうえ、受付をお済ませください。

4. 各回の上映開始から5分を過ぎますと、ご入場いただけません。その際、現場のキャンセル待ちの方が代わりにご入場される場合がございます。どうぞ時間に余裕を持ってお越しください。

5. 観覧前にスタッフまたは説明映像の指示に従い、機器を正しく装着してください。機器の破損を防ぐため、丁寧にご使用ください。

6. ユニットC『オール・ザット・リメイン』は、軽度な性描写・暗所表現を含みます。15歳以上の観覧を推奨します。

7. 多くのメガネはヘッドマウントディスプレイに装着可能ですが、より快適なご鑑賞のためにコンタクトレンズのご使用をおすすめします。

8. 最適な鑑賞体験のため、字幕のない作品もございます。上映時には中国語・英語・日本語のセリフの翻訳資料をご用意しております。

9. めまいを起こしやすい方は、ご自身の体調を十分ご確認のうえでご参加ください。上映中に体調不良を感じた場合は、目を閉じて休憩するか、手を挙げてスタッフにお知らせのうえ、VR機器を取り外していただくようお願いします。なお、他の上映回への振替対応はできかねますので、ご了承ください。

10. ご参加いただくことで、主催者によるあらゆる形式での撮影・録画に同意したものとみなされます。撮影・録画された素材は、主催者チームにより無償で使用される場合があります。

11. 上映スペース内への飲食物の持ち込みは禁止とさせていただきます。また、携帯電話などの電子機器は、上映の妨げにならないようマナーモードまたはフライトモードに設定してください。

12. 天災や停電、その他一時的なトラブルにより上映や機材の動作が不可能な場合は、体験を中止させていただくことがあります。予めご了承ください。

13. 主催者は、本プログラムに関する最終的な修正、変更、解釈を行う権利を有します。

作品一|『オール・ザット・リメイン All That Remains』
内容紹介

台湾|VR360|2022|カラー|12分

 

★ 2023 ルクセンブルク市映画祭 最優秀没入体験賞

★ 2023 高雄映画祭 XR部門 VR360ナラティブ賞

★ 2022 ヴェネチア国際映画祭 イマーシブ部門

 

太陽が東から昇り、一日は24時間あり、自分が存在しているといった、私たちにとって馴染みがある「現実」の中で生きることは、安心感を与えてくれます。これらの自明な真理は私たちの暮らしを簡素化し、長く生きることを可能にしてくれます。最終的には地面に落ちることを知っているからこそ、私たちは高く飛び上がることができるのです。

 

『オール・ザット・リメイン All That Remains』は、日常の規律を超えたところに潜む可能性――現実と虚構の境界が曖昧になる空間――を探求します。

作品二|『虹の彼方に Over the Rainbow』
内容紹介

台湾|VR360|2023|カラー|10分

 

★2024 地中海映画祭 佳作受賞

★2023 モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭 最優秀パノラマ賞

★2023 ヴェネチア国際映画祭 イマーシブ部門(ノン・コンペティション)

 

何か違うもの、虹の彼方にあるものに憧れるのは人間の本性。 この情熱的な憧れは時に進歩を促しますが、多くの場合、自らの運命への不満や、手の届かないものへの抑えきれない欲望を抱かせます。VR三部作の第2弾『虹の彼方に Over the Rainbow』は、欲望と幸福、夢と現実の間の不安定なバランスを探求します。

作品三|『シンプル・サイレンス A Simple Silence』
内容紹介

台湾|VR360|2024|カラー|12分

 

★2024 ヴェネチア国際映画祭 イマーシブ部門

★2024 Spazio Xドキュメンタリー映画祭 特別賞

★2024 サンパウロ国際映画祭

 

純粋な静けさを求めることは、とてもシンプルなことのように思えます。仕事、愛、死といった重荷のない静寂のひととき。しかし、そのような願望と現実の間には埋めがたい隔たりがあり、沈黙は決して簡単なものではないことを私たちは知っています。点滅する照明の下で、私たちは嵐を予期し、息を止めて待ちます。何かを得るためには、まず何かを失わなければなりません。

クリエイティブチーム
監督|Craig QUINTERO

Riverbed Theatre のアートディレクター。50を超えるオリジナルのビジュアルシアター作品を監督し、台中メトロポリタンオペラハウス、韓国の国立アジア文化殿堂、シンガポールのエスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイなどで上演。 また、彫刻家およびインスタレーション・アーティストとしての作品は台北、上海、ヴェネツィアで展示された。フルブライト奨学生に選ばれ、現在はグリンネル・カレッジの演劇・ダンス・パフォーマンス学科で教授を務めている。

配給|Riverbed Theatre external link external link external link

1998年に設立された Riverbed Theatre は、映像をベースに、ビジュアルアーツとパフォーミングアーツの境界線を超越したトータルシアター。有機的で彫刻的な深みのある演劇作品「潜在意識劇場 Subconscious Theater」は、評論家らによってサミュエル・ベケットやデヴィッド・リンチに匹敵すると称賛。50以上のオリジナル作品が日本、韓国、シンガポール、フランス、ドイツ、アメリカなどで上演されている。

配給|Riverbed Theatre Ltd.

1998年に設立された Riverbed Theatre は、2022年に法人を設立し、VR・XR作品に注力。VR作品は3年連続(2022~24年)ヴェネチア国際映画祭で入選し、ルクセンブルク市映画祭で最優秀イマーシブ体験賞、カナダのモントリオール・ヌーヴォー・シネマ映画祭で最優秀パノラマ賞、高雄映画祭でVR360ナラティブ賞を受賞。

配給|高雄市映画館 Kaohsiung Film Archive external link external link external link

台湾南部の映画産業を推進する高雄市映画館は、「産業革新」「教育振興」「プログラムキュレーション」に取り組む重要機関。台湾におけるXR産業を育成し、VRクリエイターに全方位のリソースを提供し、台湾初の「VR体感劇場」を設立し、台湾と海外から優れた作品を厳選して上映している。

毎年10月に開催される高雄映画祭は、台湾三大映画祭のひとつであり、国際短編映画部門とXR部門を有する国際映画祭。なかでも『XR DREAMLAND』は、アジア最大のXRイマーシブ映画祭であり、世界中からトップクリエイターが集い、世界でも重要なXRの交流の場となっている。

  • 日時
    8 / 11 (月) 13:30 (英語)

    8 / 12 (火) 15:30 (英語)

    8 / 13 (水) 10:30 (英語)

    8 / 14 (木) 12:00 (日本語)

    8 / 15 (金) 13:30 (日本語)

    8 / 16 (土) 15:30 (日本語)

    8 / 17 (日) 10:30 (日本語)

    8 / 18 (月) 12:00(日本語)

    8 / 19 (火) 13:30(英語)

    8 / 20 (水) 15:30(英語)
  • 会場
  • 費用
    入場無料(ただいま予約受付中)